大雨の被害に思う。街づくりの核は「治水」だ。
いつからだろうか。水害がこれほど頻発し始めたのは。
毎年繰り返される大きな被害。来年も再来年も、これから先ずっと続きますよ。間違いない。
すでに首都圏には、「首都圏外郭放水路」という巨大な地下空間が存在しており、有事には中小河川の洪水を取り込み、トンネルを通して江戸川に流すという対策が取られている。私は地方都市の対策状況に明るくないのだが、ぜひ全国の首長さんには、期末に道路をほじくり返すのをやめて、有効な治水工事に予算を回してほしいと願う。これからの日本、安心安全な生活を維持するうえで、より強固に治水工事を行うことは必要不可欠。街づくりの柱に据えるべきだ。
武田信玄公が名将たるゆえんは、なんといっても治水が素晴らしかったから。だからこそ、小学生時代の私は、「信長の野望」ではいつも忘れられがちな治水に力を入れたものだ。
中国の故事にも「水を治めるものは、国を治める」というものがある。
いつの時代も真理は変わらない。
歴史から学ぶことは本当に多い。
だとすれば、治水関連企業の将来性は高いのかも。さっそく企業研究してみる。