身体のために冷房をつけたまま寝ましょう。

最近、アイスを1日3つ以上消費している。いけないと思っていても、ついつい手が伸びてしまう、この異常な暑さ。命の危険をアイス1つで回避できると考えれば、いけないことなのではなく、これはむしろ生物として当然の営みなのではないか、と最近は正当化することにしている。

調べたところ、7月~9月に35度以上を記録した猛暑日は、2018年、2019年ともに12日あったそう。自分が子供時代、夏休み、朝ラジオ体操に参加し、虫取りをしに近所の林へ午前中遠征し、午後は友達と広場でカラーボールとバットで野球をしていた1980年は0日。1981年も0で82年も0。

もはや当時の感覚で夏の暑さを語ってはいけないのである。

身体によくないからといって、冷房をかけずに風鈴の音を聞きながら網戸で夜を過ごしたのは遠い昔の話。

夏休み、子供たちは「いつまでも家にいないで、外で遊んで来なさい」ではなく「外は危険だから中でゲームしていなさい」と注意される。

現在エアコンは贅沢品ではなく必需品となり、ガリガリ君ソーダ味やスーパーカップバニラは単なる氷菓ではなく、熱中症予防必需品として冷凍庫に陣取っている。そして私は今日もそれらを堂々と手に取り、口にするのだ。